歯科口腔外科このページを印刷する - 歯科口腔外科

特徴

弘前地域ではこれまで口腔外科を取り扱う専門医療機関は弘前大学医学部附属病院のみでしたが、新中核病院である当院に2022年4月より歯科口腔外科が新設されました。

当科では以下のような疾患を取り扱っており、医療機関よりご紹介頂いた患者さん、救急患者さん、入院患者さんを中心とした診療を行っております。
弘前大学医学部附属病院歯科口腔外科と連携して治療を行っており、より高度な治療が必要な場合は、大学病院へ紹介致します。

1. 親知らずの抜歯、難抜歯、有病者の抜歯

歯の状態や全身状態、内服薬を考慮し、治療致します。親知らずが深く埋伏している場合や患者さんの希望がある場合は、全身麻酔下での抜歯も行っています。

2.炎症性疾患

辺縁性歯周炎や根尖性歯周炎、智歯周囲炎などの炎症疾患は消炎後、抜歯など原因歯の治療を行います。近年増加している、薬剤関連顎骨壊死の診断、治療も行います。

3.外傷

口腔粘膜裂傷や歯の破折、顎骨骨折などの外傷の診断、治療を行います。 手術が必要な顎骨骨折は入院下で手術を行います。

4.口腔内の腫瘍性疾患、嚢胞性疾患

口腔内にできた良性腫瘍、悪性腫瘍、嚢胞性疾患の診断、治療を行います。 大きな嚢胞などは入院下での手術を行います。 当科で対応困難な場合は弘前大学医学部附属病院歯科口腔外科へご紹介いたします。

5.粘膜疾患

口内炎や白板症、口腔扁平苔癬などの粘膜疾患の診断、治療を行います。

6.口腔ケア

癌の手術、化学療法、放射線療法の際の周術期口腔ケア、誤嚥性肺炎などの入院患者さんの口腔ケアを行っています。
なお、紹介頂いた部位の治療が終了した患者様は紹介医での治療を継続して頂きます。退院後などで症状が落ち着いており、かかりつけ歯科医院での治療が可能な患者様につきましては、かかりつけ歯科での治療継続をお願い致します。


スタッフ紹介

三村 真祐 歯科口腔外科医師 博士(医学)
日本口腔外科学会専門医
日本口腔科学会認定医
日本がん治療認定医機構がん治療認定医(歯科口腔外科)
日本口腔ケア学会3級
日本摂食嚥下リハビリテーション学会認定士
緩和ケア研修終了