小児科
特徴
1.津軽地域の周産期医療中核施設として、新生児集中治療室(NICU)を24時間体制で運営しています。2.津軽地域小児救急輪番制度による夜間・休日の小児2次救急を担っております(毎月約2/3の日数)。
3.小児医療経験年数20年以上の医師4名(うち指導医3名)の指導のもと、多くの症例を経験できることから小児科を希望する初期臨床研修医、若手小児科医にとって県内有数の研修病院に位置づけられています。学会発表や論文作成の指導も行っています。
4.複数の専門外来を開設し、高度の専門性の高い医療を提供しています。
5.より高度の医療を要する難治性疾患や外科治療を要する疾患等は、弘前大学附属病院や他県の小児医療専門施設に積極的に紹介しています。
6.外来診療の特徴として以下のものが挙げられます。
⓵日常的に超音波検査(体表面、頭頸部、腹部臓器、心臓、肺等)を数多く実施し、造影CT検査等による
放射線被爆の回避に努めています。超音波検査領域に関する学会発表や論文投稿も増えてきています。
超音波検査領域に関する学会発表や論文投稿も増えてきています。
⓶胎児心臓外来を開設し(毎週木曜日午後、要予約)、日本胎児心臓病学会胎児心エコー専門施設に認定されて
います。重症な心疾患の出生前診断を行っています。7000例以上の胎児心臓を検査してきました。
⓷漢方製剤を積極的に取り入れて、病状の早期回復、緩和を目指しています。
おいしく、飲みやすい漢方製剤もあります。
また、何種類もの薬剤を同時に処方するよりも、漢方製剤一剤で済む場合もあります。
⓸臨床心理士による発達検査(要予約)が実施されています。
7.入院治療の特徴として以下のものが挙げられます。
⓵呼吸障害を有する新生児や小児に対しては、気管内挿管による侵襲性の高い人工呼吸管理を避け、
非侵襲的な人工呼吸療法すなわち経鼻陽圧換気や陽・陰圧体外式人工呼吸器(Biphasic Cuirass Ventilation)を
導入しています。
また、肺炎のお子さんには、肺内パーカッションベンチレーション(IPPV)や排痰補助ベストを利用して
痰の喀出を補助する治療も行っています。
⓶食物アレルギーの診断・治療管理を目的として、日帰り入院で食物経口負荷試験を実施しています。
負荷試験の結果を元に、小児専門管理栄養士による食事指導も合わせて実施しています。
⓷身長の伸びが少ないお子さんには、成長ホルモン分泌刺激負荷試験を実施し、成長ホルモン療法の適応の
有無について検討します。概ね一泊二日の入院になります。
8.学術的活動について
⓵毎年全国学会や研究会で臨床研究や症例報告を発表しています。
⓶毎年商業誌~学術誌(英文誌を含む)への論文投稿を継続しています。
⓷若手小児科医には様々な分野の講習会に参加してもらい、医療技術の向上につなげています。
⓸定期的に漢方勉強会を実施し、漢方医療の基礎、ノウハウを学習しています。
⓹実地診療に役立つ知見を提示する先進的な英語論文は、抄読会を行うことで知識を共有しています。
9.初期臨床研修医教育(必修2ヶ月)について
⓵子供の総合診療医として、救急疾患を含む多種・多様な病態・疾患の経験を積みます。
⓶超音波検査が日常的に実施されていますので、ハンズオンでの修練が可能です。
⓷漢方診療を学びます。
⓸毎日、手作りの資料を用いて短時間の講義(座学)が行われます。
⓹学会研究会での発表、論文作成のサポートをします。
スタッフ紹介
常勤小児科スタッフは8名(非常勤スタッフ1名を含む)で,うち小児科専門医6名、同指導医3名、腎臓専門医2名(うち指導医2名)、小児循環器専門医1名,新生児蘇生インストラクター4名となっています。
| 杉本 和彦 | 小児科医師 感染管理部顧問 (小児腎臓病、膠原病、アレルギー疾患、感染症) |
医学博士 日本小児科学会専門医・指導医 日本腎臓学会腎臓専門医 Infection Control Doctor 抗菌化学療法認定医・指導医 小児感染症認定医 新生児蘇生インストラクター |
| 敦賀 和志 | 小児科科長 感染管理部部長 (小児腎臓病、膠原病、アレルギー疾患、感染症) |
医学博士 弘前大学医学部臨床教授 日本小児科学会専門医・指導医(小児科学会雑誌編集委員) 日本腎臓病学会専門医・指導医 日本小児腎臓病学会代議員・理事(小児腎臓病学会雑誌編集委員) 日本小児リウマチ学会評議員 Infection Control Doctor 小児感染症認定医 新生児蘇生インストラクター 難病指定医 小児慢性特定疾病指定医 身体障害者福祉法指定医(腎臓,肢体不自由) |
| 佐藤 工 | 小児科医長 臨床研修プログラム責任者 (先天性心疾患、胎児心臓病出生前診断、不整脈、筋ジストロフィ―症の心筋保護、小児臨床超音波) |
医学博士 弘前大学医学部臨床教授・非常勤講師 日本小児科学会専門医・指導医 日本小児循環器学会専門医・評議員 日本胎児心臓病学会代議員(スクリーニング・体制整備委員) 日本小児救急医学会代議員(調査研究委員会 検証小委員会委員) 日本小児超音波研究会理事 日本周産期・新生児学会暫定専門医 青森県周生期医療研究会監事 青森県医療的ケア児指導医 青森県小児医療対策協議会委員 青森県学校における医療的ケア運営協議会委員 弘前市児童・生徒心臓病検診委員 新生児蘇生インストラクター 難病指定医 小児慢性特定疾病指定医 |
| 佐藤 啓 | 小児科医師 (新生児疾患、先天性心疾患、不整脈、川崎病、胎児心臓病出生前診断) |
災害時小児周産期リエゾン 新生児蘇生インストラクター(当科主任) 青森県周生期医療研究会幹事 青森県新生児医療研究会幹事 青森県周産期医療協議会委員 |
| 岡本 剛 | 小児科医師 (小児集中医療、小児救急、小児臨床超音波) |
日本小児科学会専門医 日本小児救急医学会 |
| 奥瀬 諒 | 小児科医師 (小児血液腫瘍・がんゲノム医療、感染症) |
医学博士 日本小児科学会専門医 小児感染症学会 小児血液がん学会 Infection Control Doctor 出生前コンサルト小児科医 |
| 小原 玲音 | 小児科医師 | 日本小児科学会専門医 |
| 鳴海 彩乃 | 小児科医師 | |
| 品川 友江 | 神経外来非常勤医師 | 日本小児科学会専門医 日本小児神経学会専門医 身体障害者福祉法第15条第1項指定医師 補装具交付等要否意見書作成指定医師 |
| 伊東 竜也 | 神経外来非常勤医師 | 医学博士 日本小児科学会専門医 日本小児神経学会専門医 |
| 湯沢 健太郎 | 神経外来非常勤医師 | 日本小児科学会専門医 |
| 佐々木 亜矢子 | 臨床心理士 (発達検査、心理カウンセリング) |
【専門外来】予約制
発達外来(非常勤医師)、神経外来(非常勤医師)、腎疾患や内分泌・代謝疾患、
アレルギー疾患等の慢性疾患外来、心臓外来、胎児心エコー外来、乳児健診、予防接種、
NICU卒業生の成長・発達外来、臨床心理士による発達検査や心理カウンセリング