情報がともなって、はじめて「薬」は あなたの「おくすり」になります
当院の薬剤部は薬剤師17名、助手8名で構成されています。薬剤部基本方針
患者さんに安全で納得して薬を正しく使用していただく為に、医薬品の適正使用を目標とし、服薬指導や医薬品情報提供業務を重点において医薬品供給をおこなっています。
院外処方箋発行施設
国の政策医療でもある院外処方箋を発行しており現在、令和5年度実績で64,782枚、92.0%の発行率となっており、これらの処方箋が院外の保険調剤薬局で調剤されています。
医薬分業において患者さんのメリットをあげますと自身の薬を一括管理できる点です。複数の医療機関からの処方箋について患者さんの希望する調剤薬局において調剤を受けることができ、薬の服用履歴を管理し重複投与、のみあわせの確認をし、安全に服用をすることができます。
調剤室業務
医師が処方した薬の内容や他の薬との飲み合わせについて確認しながら調剤を行っております。注射についても同様に確認し、患者さんごとに1回分ずつセットして病棟へ払い出しております。
製剤室業務
主に注射抗がん剤の調製を行っております。抗がん剤調製室内の安全キャビネットを使用し、患者さんごとの投与スケジュール、投与量、検査値を確認し調製しております。高カロリー輸液(TPN)の調製は抗がん剤と別の部屋のクリーンベンチ内で無菌的調製を行っております。
病棟業務
入院時に持参した薬やサプリメントについて医師、看護師に報告書を作成しております。また使用する薬について服薬指導を行い、正しく服用できているのかを確認させていただき患者さんに合った適切な指導を心がけて行っております。そして副作用についても情報収集に努め、薬の適正使用を行っております。
薬剤委員会、臨床研究等
毎月1回、院内で使用する医薬品・検査試薬について審査が行われる薬剤委員会を開催するための準備をおこなっています。
当院は国立病院機構が率先して行っている臨床研究(治験)施設です。薬剤科は、治験管理室のバックアップを積極的におこなっています。