診療放射線科
診療放射線科の概要
放射線科は、放射線診断部門及び放射線治療部門から構成され、専門医及び高度に訓練された専任のスタッフが診療を担当いたします。
放射線診断部門では、
・最新のX線診断装置による少ない被曝と短い撮影時間で高精度・高画質の診断画像を提供します。歯科撮影や、ステレオガイド下マンモトーム生検も行っています。乳房撮影は認定資格を有する女性技師が行います。
放射線診断部門では、
・最新のX線診断装置による少ない被曝と短い撮影時間で高精度・高画質の診断画像を提供します。歯科撮影や、ステレオガイド下マンモトーム生検も行っています。乳房撮影は認定資格を有する女性技師が行います。
・骨密度診断装置により骨密度の測定・全身の筋肉量測定・骨評価の新しい指標である骨微細構造指標解析(骨質解析)など行っています。
・最新型全身用CTでは1回の撮影で同時に複数の輪切り画像が得られ、得られた輪切り画像から精密な立体像を作ることも可能です。Dual Energyでの撮影も行っており、少ない造影剤で、従来のCTでは得られなかった様々な画像の作成が可能です。また、日本X線CT専門技師認定機構認定技師が検査を担当します。
・最新のAIを搭載の高速化技術を備えたMRI装置により、高画質でありながら、検査時間が短縮され、検査ストレスを軽減します。1.5Tと3.0Tの2台の稼働で、急患にも迅速に対応できます。
・核医学検査では、SPECT装置とCT装置の機能を併せ持った装置により、核医学検査による生体の機能情報と、CT検査による形態情報を一度に検査することが出来ます。また、双方の画像を複合的に画像化することで、診断能の向上につながります。
・血管撮影装置による血管撮影・IVR(血管内治療)等を行っています。脳梗塞や脳出血などの脳血管疾患、心筋梗塞などの循環器疾患に対する血管カテーテル治療を行っています。
放射線治療部門では、放射線治療装置が新病院への移転に伴いバージョンアップしました! 装置自体は変わっていませんが、On Board Imager(OBI)が新しく搭載され、治療の寝台に患者さんが寝た状態のままでX線画像(レントゲン写真またはCT)の撮影が可能となりました。そのX線画像と治療計画画像(理想の治療位置)との位置合わせを行い、正確な位置を確認しながら治療を行うことができます。従来は治療位置を確認するのに15~30分ほどかかっていましたが、現在は5分程度と大幅に時間が短縮されました。
このように治療部位を確認しながら行う放射線治療は画像誘導放射線治療(IGRT : image-guided radiation therapy)と呼ばれ、効率的且つ高い精度で治療を行うことが可能となっております。