令和3年度弘前病院病院指標

2022年10月1日掲載

年齢階級別退院患者数
診断群分類別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）
初発の５大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
成人市中肺炎の重症度別患者数等
脳梗塞の患者数等
診療科別主要手術別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）
その他（ＤＩＣ、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率）

年齢階級別退院患者数　ファイルをダウンロード

年齢区分	0～	10～	20～	30～	40～	50～	60～	70～	80～	90～
患者数	447	116	151	196	295	493	985	1515	1155	247

令和３年４月１日から令和４年３月３１日までに退院した患者さんの人数を、１０歳刻みで集計しています
年齢は入院日の満年齢となります

年齢階級別にみると、当院では６０歳代から８０歳代が多く、６０歳以上の患者が全体の70％を占めています
また、地域周産期母子医療センターにより１０歳未満の患者割合が高くなっています

診断群分類別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）ファイルをダウンロード

循環器内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
050210xx97000x	徐脈性不整脈　手術あり　手術・処置等1なし、　1、3あり　手術・処置等2なし　定義副傷病名なし	28	11.32	10.24	0.00	80.61
050050xx9900xx	狭心症、慢性虚血性心疾患　手術なし　手術・処置等1なし　手術・処置等2なし	13	27.38	7.21	7.69	72.69
110310xx99xxxx	腎臓又は尿路の感染症　手術なし	12	9.92	13.14	8.33	80.08
050070xx9900xx	頻脈性不整脈　手術なし　手術・処置等1なし　手術・処置等2なし	11	14.64	6.85	0.00	80.55
040081xx99x0xx	誤嚥性肺炎　手術なし　手術・処置等2なし	-	-	20.57	-	-

房室ブロックや洞不全症候群に対するペースメーカー移植術の症例が多く、狭心症や心房細動に対する診療も多く行っています
各疾患とも高齢者が多くを占めています

各DCPコードにおける患者数が１０人未満の場合は「平均在院日数（全国）」以外の項目には「－」を入力しています

脳神経内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
010060x2990401	脳梗塞（脳卒中発症３日以内、かつ、JCS10未満）　手術なし　手術・処置等１なし　手術・処置等24あり　定義副傷病名なし　発症前Rankin Scale 0、1又は2	11	16.73	15.63	0.00	70.91
010060xx2990411	脳梗塞（脳卒中発症３日以内、かつ、JCS10未満）　手術なし　手術・処置等１なし　手術・処置等24あり　定義副傷病名1あり　発症前Rankin Scale 0、1又は2	-	-	17.48	-	-
010060x2990421	脳梗塞（脳卒中発症３日以内、かつ、JCS10未満）　手術なし　手術・処置等１なし　手術・処置等24あり　定義副傷病名2あり　発症前Rankin Scale 0、1又は2	-	-	29.68	-	-
161070xxxxx00x	薬物中毒(その他の中毒)　手術・処置等2なし　定義副傷病名なし	-	-	3.70	-	-
010230xx99x01x	てんかん　手術なし　手術・処置等2なし　定義副傷病名あり	-	-	22.30	-	-

脳梗塞では、早期発症者に適切な診療を行い退院する症例が多いほか、継続治療のため専門病院へ転院する地域医療連携も行っています

各DCPコードにおける患者数が１０人未満の場合は「平均在院日数（全国）」以外の項目には「－」を入力しています

呼吸器内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
040040xx9910xx	肺の悪性腫瘍　手術なし　手術・処置等１あり　手術・処置等２なし	62	2.50	3.30	0.00	74.11
040040xx99041x	肺の悪性腫瘍　手術なし　手術・処置等１なし　手術処置等24あり　定義副傷病名あり	53	7.74	14.96	0.00	71.00
040040xx99040x	肺の悪性腫瘍　手術なし　手術・処置等１なし　手術処置等24あり　定義副傷病名なし	28	7.32	9.07	3.57	69.68
040110xxxxx0xx	間質性肺炎　手術・処置等2なし	22	30.68	18.42	4.55	74.32
040081xx99x0xx	誤嚥性肺炎　手術なし　手術・処置等２なし	21	23.05	20.57	23.81	85.71

肺癌の症例が多く、次いで間質性肺炎、誤嚥性肺炎となっています
肺癌は診断のための検査入院や計画的な化学療法を短期の入院にて行っています
誤嚥性肺炎の平均年齢は昨年の８０歳から85歳と高齢者の罹患数が増加しています

消化器・血液内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
060100xx01xxxx	小腸大腸の良性疾患（良性腫瘍を含む。）内視鏡大腸ポリープ・粘膜切除術	220	2.11	2.65	0.00	68.62
060340xx03x00x	胆管（肝内外）結石、胆管炎限局性腹腔膿瘍手術等　手術・処置等2なし　定義副傷病名なし	62	7.35	9.21	0.00	70.23
060060xx9710xx	胆嚢、肝外胆管の悪性腫瘍その他手術あり　手術・処置等１あり　手術処置等2なし	36	12.72	12.97	5.56	77.47
060035xx99x6xx	結腸（虫垂を含む。）の悪性腫瘍　手術なし　手術・処置等26あり	35	4.37	4.54	0.00	74.29
060035xx99x7xx	結腸（虫垂を含む。）の悪性腫瘍　手術なし　手術・処置等27あり	35	6.60	4.72	0.00	60.37

内視鏡的大腸ポリープ切除術を短期の入院で多く実施しています
胆管結石や胆管癌、胆管炎に対する内視鏡的手術も行っており、大腸癌に対する化学療法と上記には含まれていませんが胃癌に対する内視鏡的手術、化学療法も行っています

小児科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	平均年齢
040090xxxxx0x	急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症（その他）　定義副傷病名なし	83	4.89	5.83	1.12
140010x199x0xx	妊娠期間短縮、低出生体重に関する障害（出生時体重2500g以上）　手術なし　手術・処置等2なし	34	4.65	6.13	0.03
040070xxxxx0xx	インフルエンザ、ウイルス性肺炎　手術・処置等2なし	27	4.70	5.95	1.48
150040xxxxx0xx	熱性けいれん　手術・処置等2なし	23	3.65	3.83	2.09
08270xxxxx1xxx	食物アレルギー　手術・処置等1あり	21	1.00	2.12	2.76

急性気管支炎やインフルエンザ感染等が多く、地域の周産期母子センターにより早産・低出生体重児の入院管理を多く行っています

外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
060160x001xxxx	そけいヘルニア（15歳以上）　ヘルニア手術　そけいヘルニア等	67	4.51	4.74	1.49	71.51
060335xx02000x	胆嚢炎等腹腔鏡下胆嚢摘出術等　手術・処置等１なし　手術・処置等2なし　定義副傷病名なし	60	7.83	7.11	0.00	60.87
060035xx010x0x	結腸（虫垂を含む。）の悪性腫瘍結腸切除術　全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等　手術・処置等１なし　定義副傷病名なし	47	16.62	15.76	2.13	74.32
060020xx02xxxx	胃の悪性腫瘍胃切除術　悪性腫瘍手術等	32	20.44	18.34	3.13	71.50
060035xx010x1x	結腸（虫垂を含む。）の悪性腫瘍結腸切除術　全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等　手術・処置等１なし　定義副傷病名あり	31	23.29	25.22	3.23	72.29

そけい部のヘルニア手術、大腸癌手術、胃癌手術、胆のう結石に対する手術症例が多く、上記には含まれていませんが虫垂炎における保存療法の症例も多く扱っています

整形外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
070370xx97xxxx	脊椎骨粗鬆症　その他の手術あり	242	21.14	24.09	67.36	84.46
070230xx01xxxx	膝関節症（変形性を含む。）　人工関節再置換術等	68	31.93	23.02	4.41	73.68
07040xxx01xxxx	股関節骨頭壊死、股関節症（変形性を含む。）　人工関節再置換術等	61	32.61	20.63	1.64	67.28
070343xx99x1xx	脊柱管狭窄（脊椎症を含む。）　腰部骨盤、不安定椎　手術なし　手術・処置等21あり	32	2.31	2.68	0.00	71.66
070343xx97x0xx	脊柱管狭窄（脊椎症を含む。）　腰部骨盤、不安定椎　その他手術あり　手術・処置等2なし	31	20.84	15.77	6.45	72.81

高齢者の骨粗鬆症に伴う骨折手術症例が最も多く、大腿骨骨折は地域医療連携パスを使用しリハビリ継続のため早期に専門病院に転院しています
膝関節症ゃ股関節症に対する手術症例も多く行い、腰部脊柱管狭窄症の症例では検査入院も多く行っています

皮膚科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
080006xx01x0xx	皮膚の悪性腫瘍（黒色腫以外）　皮膚悪性腫瘍切除術等　手術・処置等２なし	-	-	7.68	-	-
080020xxxxxxxx	帯状疱疹	-	-	9.22	-	-
080007xx010xxx	皮膚の良性新生物　皮膚、皮下腫瘍摘出術（露出部）等　手術・処置等１なし	-	-	4.01	-	-
080010xxxx0xxx	膿皮症　手術・処置等１なし	-	-	13.07	-	-
080100xxxx0xxx	薬疹、中毒疹　手術・処置等１なし	-	-	11.44	-	-

各DCPコードにおける患者数が１０人未満の場合は「平均在院日数（全国）」以外の項目には「－」を入力しています

泌尿器科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
110070xx03x0xx	膀胱腫瘍　膀胱悪性腫瘍手術　経尿道的手術　手術・処置等2なし	45	5.38	7.02	0.00	71.73
110080xx991xxx	前立腺の悪性腫瘍　手術なし　手術・処置等1あり	39	2.03	2.50	0.00	69.64
110310xx99xxxx	腎臓又は尿路の感染症　手術なし	10	15.80	13.14	40.00	83.20
110070xx97x01x	膀胱腫瘍その他手術あり　手術・処置等２なし　定義副傷病名あり	-	-	14.77	-	-
110070xx99x0xx	膀胱腫瘍　手術なし　手術・処置等２なし	-	-	9.42	-	-

膀胱腫瘍に対する手術症例や前立腺癌に対する精密検査を多く実施しています。膀胱腫瘍手術症例では、全国平均よりも在院日数は少ない傾向となっています
高齢者の尿路感染症例も多く扱っています

各DCPコードにおける患者数が１０人未満の場合は「平均在院日数（全国）」以外の項目には「－」を入力しています

産婦人科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	平均年齢
120200xx99xxxx	妊娠中の糖尿病　手術なし	36	3.75	5.37	33.53
120060xx01xxxx	子宮の良性腫瘍　子宮全摘術等	35	10.09	9.46	45.46
12002xxx02x0xx	子宮頸・体部の悪性腫瘍　子宮頸部（膣部）切除術等　手術・処置等２なし	33	5.79	3.05	43.21
120140xxxxxxxx	流産	22	1.86	2.44	33.77
120010xx99x50x	卵巣・子宮附属器の悪性腫瘍　手術なし　手術・処置等25あり　定義副傷病名なし	21	6.29	4.23	69.57

当院は周産期母子医療センターを担っており、ハイリスク妊婦の管理入院を多く受け入れています　妊娠中の糖尿病管理や上記には含まれていませんが切迫早産の症例を多く扱っています（ハイリスク妊婦とは、母胎と児のいずれかまたは両者に重大な予後が予測される妊娠のことで、妊娠高血圧症や切迫早産、多胎妊娠があげられます）
子宮筋腫や子宮頸部に対する手術症例、流産治療も多く悪性腫瘍に対する化学療法も扱っています

耳鼻いんこう科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
030230xxxxxxxx	扁桃、アデノイドの慢性疾患	20	9.30	7.84	0.00	23.70
030240xx99xxxx	扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎　手術なし	16	5.88	5.71	0.00	33.88
030400xx99xxxx	前庭機能障害　手術なし	12	5.92	4.92	0.00	53.08
03001xxx99x0xx	頭頸部の悪性腫瘍　手術なし　手術・処置等２なし	-	-	12.14	-	-
130030xx97x00x	非ホジキンリンパ腫　手術あり　手術・処置等２なし　定義副傷病名なし	-	-	8.18	-	-

急性扁桃炎症例、慢性扁桃炎に対する手術症例が多く、末梢神経性のめまい（前庭機能障害）の治療を行っています
めまいの症例は昨年度より平均年齢が60歳から53歳と低下しています

各DCPコードにおける患者数が１０人未満の場合は「平均在院日数（全国）」以外の項目には「－」を入力しています

乳腺外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
090010XX02XXXX	乳房の悪性腫瘍　乳腺悪性腫瘍手術　乳房部分切除術（腋窩部郭清を伴わないもの）	22	5.91	5.88	0.00	66.91
090010XX010XXX	乳房の悪性腫瘍　乳腺悪性腫瘍手術　乳房部分切除術（腋窩部郭清を伴うもの）（内視鏡下によるものを含む。））等　手術・処置等1なし	13	8.38	10.15	0.00	67.62
090010XX99X4XX	乳房の悪性腫瘍　手術なし　手術・処置等24あり	-	-	3.94	-	-
090010XX99X6XX	乳房の悪性腫瘍　手術なし　手術・処置等26あり	-	-	4.18	-	-
070041XX97X00X	軟部の悪性腫瘍（脊髄を除く。）　その他手術あり　手術・処置等２なし　定義副傷病名なし	-	-	9.75	-	-

乳腺外科の症例の多くは乳癌症例で、手術および術後の化学療法を短期入院で行っています

各DCPコードにおける患者数が１０人未満の場合は「平均在院日数（全国）」以外の項目には「－」を入力しています

呼吸器外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
040040XX97X10X	肺の悪性腫瘍　手術あり　手術・処置等2１あり　定義副傷病名なし	31	14.23	18.91	3.23	69.39
040200XX01X00X	気胸　肺切除術等　手術・処置等2なし　定義副傷病名なし	22	16.95	9.86	0.00	29.18
040200XX99X00X	気胸　手術なし　手術・処置等２なし　定義副傷病名なし	19	8.26	9.28	0.00	53.16
160450XX99X00X	肺・胸部気管・気管損傷　手術なし　手術・処置等２なし　定義副傷病名なし	-	-	9.48	-	-
040030XX01XXXX	呼吸器系の良性腫瘍　肺切除術等　気管支形成を伴う肺切除等	-	-	8.82	-	-

肺癌に対する胸腔鏡下手術と気胸の手術症例が多く、気胸手術症例の平均年齢は29歳と若年者の罹患が多くなっています

各DCPコードにおける患者数が１０人未満の場合は「平均在院日数（全国）」以外の項目には「－」を入力しています

初発の５大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード

	初発					再発	病期分類基準（※）	版数
	Stage I	Stage II	Stage III	Stage IV	不明	再発	病期分類基準（※）	版数
胃癌	14	15	-	51	75	40	1	8
大腸癌	20	14	23	31	162	88	1	8
乳癌	11	14	-	-	13	10	1	8
肺癌	32	40	26	117	57	121	1	8
肝癌	-	-	-	-	-	-	1	8

※ 1：UICC TNM分類，2：癌取扱い規約

５大癌（胃癌・大腸癌・乳癌・肺癌・肝癌）の初発患者さんをUICC病期分類別および、再発に分けて集計しています
患者数が10未満の場合「-」としています
Stage Iが進行度が低く、Stage　IVが最も進行した病期を表します
Stageの決定はUICC（国際対がん連合）の病期分類に基づいています

UICC病期分類とは
国際対がん連合（UICC）によって定められた、➀原発巣の大きさと進展度 ➁所属リンパ節への転移状況 ⓷遠隔転移の有無からそれぞれの癌をStageIからIVまでに分類するものです

胃癌、大腸癌は手術が可能な場合外科にて実施します、化学療法を行う場合は消化器・血液内科にて患者さんの状態に合わせた治療を入院または外来で行っています
乳癌は乳腺外科において手術や術後の化学療法、放射線治療を実施します
肺癌は呼吸器内科において検査を実施し、手術が可能な場合は呼吸器外科にて実施します
術後化学療法や放射線治療は入院または外来で行っています

成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード

	患者数	平均在院日数	平均年齢
軽症	-	-	-
中等症	35	19.7	79.34
重症	18	18.9	85.78
超重症	11	19.5	84.91
不明	-	-	-

成人市中肺炎について重症度別に患者数、平均在院日数、平均年齢を集計しています
患者数が１０未満の場合「-」としています
市中肺炎とは、普段の生活を送っている中でかかる肺炎のことをいいます
当院では中等症の患者さんが多く、重症度が上がるほど年齢が高い傾向にあります

脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード

発症日から	患者数	平均在院日数	平均年齢	転院率
-	51	24.84	77.66	31.37

脳梗塞の患者さんについて患者数、平均在院日数、平均年齢、転院率を集計しています

当院では脳神経外科の入院病床がないため（令和３年度中）手術が必要な場合は専門病院に転院となります

診療科別主要手術別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）ファイルをダウンロード

循環器内科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K5972	ペースメーカー移植術　経静脈電極の場合	30	3.67	9.13	6.67	80.70
K597-2	ペースメーカー交換術	-	-	-	-	-
K0461	骨折観血的手術　肩甲骨、上腕、大腿	-	-	-	-	-

不整脈対するペースメーカー移植術を多く行っています
骨折を発症した場合は整形外科と連携治療を行います

各手術おける患者数が１０人未満の場合は「-」を入力しています

消化器・血液内科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K7211	内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術　長径２センチメートル未満	225	0.71	1.11	0.00	68.80
K688	内視鏡的胆道ステント留置術	89	2.38	7.61	2.25	70.40
K6113	抗悪性腫瘍剤動脈、静脈又は腹腔内持続注入用埋込型カテーテル設置　頭頸部その他に設置した場合	52	6.13	28.5	3.85	68.73
K7212	内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術　長径２センチメートル以上	43	0.07	1.09	0.00	69.02
K721-4	早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術	39	0.87	4.05	0.00	71.31

大腸ポリープに対して内視鏡的切除術を短期入院にて多く実施、また早期大腸癌に対する粘膜下層剥離術も実施しています
胆道疾患に対する内視鏡ステント留置術、消化器癌に対する化学療法を実施するための埋込型カテーテル設置術も実施しています

外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K6335	ヘルニア手術　そけいヘルニア	67	1.19	2.31	1.49	71.51
K672-2	腹腔鏡下胆嚢摘出術	64	2.83	4.03	0.00	60.83
K719-3	腹腔鏡下結腸悪性腫瘍手術	64	5.06	13.3	3.13	73.89
K6552	胃切除術　悪性腫瘍手術	33	4.88	15.4	3.03	71.12
K7193	結腸切除　全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術	23	6.61	21.0	13.0	75.35

そけいヘルニア手術が最も多く、胆石症や大腸癌、虫垂炎に対し腹腔鏡下での手術を実施しています

整形外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K0461	骨折観血的手術　肩甲骨、上腕、大腿	179	2.50	17.00	64.25	80.52
K0821	人工関節置換術　肩、股、膝	135	3.90	29.73	4.44	70.61
K0811	人工骨頭挿入術　肩、股	65	4.17	16.49	72.31	79.43
K1425	脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術（多椎間又は多椎弓の場合を含む）	35	2.14	17.94	11.43	72.94
K0462	骨折観血的手術　前腕、下腿、手舟状骨	28	3.32	18.64	7.14	58.86

外傷や骨粗鬆症による骨折に対して骨折観血的手術や人工骨頭挿入術を多く実施しています
変形性膝関節症、変形性股関節症症例では、人工関節置換術を多く実施しています
頚髄症に対する椎弓切除術、腰部脊柱管狭窄症または腰椎椎間板ヘルニアに対する椎弓形成術も多く実施しています
大腿骨骨折の症例は手術後のリハビリテーションを継続するために約7割の患者が地域連携パスを使用し専門病院に転院されています

皮膚科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K0072	皮膚悪性腫瘍切除術　単純切除	10	1.20	11.50	0.00	81.20
K0063	皮膚、皮下腫瘍摘出術（露出部以外）　長径6センチメートル以上12センチメートル未満	-	-	-	-	-
K0051	皮膚、皮下腫瘍摘出術（露出部）　長径2センチメートル未満	-	-	-	-	-

皮膚の悪性腫瘍や良性腫瘍に対する切除術を行っています

各手術おける患者数が１０人未満の場合は「-」を入力しています

泌尿器科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K8036イ	膀胱悪性腫瘍手術　経尿道的手術　電解質溶液利用のもの	45	1.02	3.36	0.00	71.73
K783-2	経尿道的尿管ステント留置	-	-	-	-	-
K775	経皮的腎（腎盂）瘻造設術	-	-	-	-	-

膀胱の悪性腫瘍に対する経尿道的手術を多く実施しています
水腎症に対する尿管ステント留置も実施しています

各手術おける患者数が１０人未満の場合は「-」を入力しています

産婦人科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	平均年齢
K877	子宮全摘術	41	2.85	8.51	52.54
K867	子宮頸部（膣部）切除術	34	1.03	3.76	43.32
K8882	子宮附属器腫瘍切除術（両側）　腹腔鏡によるもの	24	2.38	3.96	41.46
K877-2	腹腔鏡下膣式子宮全摘術	18	2.72	5.56	46.44
K9091イ	流産手術　妊娠１１週までの場合　手動真空吸引法によるもの	18	0.28	0.89	34.00

子宮筋腫などに対する子宮全摘術を最も多く実施しています
子宮頸部異形成に対する子宮頸部（膣部）切除術、子宮附属器腫瘍（卵巣腫瘍）に対する腹腔鏡下手術、流産手術も多く行っています

耳鼻いんこう科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K3772	口蓋扁桃手術　摘出	21	1.00	7.33	0.00	23.14
K333	鼻骨骨折整復固定術	-	-	-	-	-
K386	気管切開術	-	-	-	-	-

慢性扁桃炎に対する口蓋扁桃摘出術を最も多く行っています
鼻骨骨折に対する手術や癌などにより気道狭窄、呼吸困難時に気管切開術を行う場合があります

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乳腺外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K4762	乳腺悪性腫瘍手術　乳房部分切除術（腋窩部郭清を伴わないもの）	23	1.83	3.13	0.00	66.04
K4763	乳腺悪性腫瘍手術　乳房切除術（腋窩部郭清を伴わないもの）	-	-	-	-	-
K4765	乳腺悪性腫瘍手術　乳房切除術（腋窩鎖骨下部郭清を伴うもの）・胸筋切除を併施しないもの	-	-	-	-	-

乳腺外科では主に乳癌手術を実施しています
癌の病態や進行度により手術の術式が異なります

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呼吸器外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K5131	胸腔鏡下肺切除術　肺嚢胞手術（楔状部分切除によるもの）	20	12.10	4.95	0.00	30.45
K514-23	胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術　肺葉切除又は1肺葉を超えるもの	19	2.05	11.32	5.26	69.37
K514-21	胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術　部分切除	-	-	-	-	-

気胸に対する胸腔鏡下肺切除術を最も多く実施しています
肺癌に対する胸腔鏡下手術は癌の病態や進行度により手術の術式が異なります

各手術おける患者数が１０人未満の場合は「-」を入力しています

その他（ＤＩＣ、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率）ファイルをダウンロード

DPC	傷病名	入院契機	症例数	発生率
130100	播種性血管内凝固症候群	同一	-	-
130100	播種性血管内凝固症候群	異なる	21	0.38
180010	敗血症	同一	12	0.21
180010	敗血症	異なる	16	0.29
180035	その他の真菌感染症	同一	-	-
180035	その他の真菌感染症	異なる	-	-
180040	手術・処置等の合併症	同一	34	0.61
180040	手術・処置等の合併症	異なる	10	0.18

播種性血管内凝固症候群、敗血症、その他の真菌感染症、手術・処置等の合併症について入院の契機となった病名と同じかまたは合併症として入院後新たに発症したかを区別しそれぞれの患者数と発生率を集計しています
患者数が１０未満の場合「-」としています

播種性血管内凝固症候群とは、基礎疾患の悪化などにより血液の凝固機能に異常をきたす重篤な病態です
手術・処置等の合併症
手術後などに一定の割合で発生してしまう病態で、術後の出血や創部の感染などが挙げられます

当院における主な「手術・処置等の合併症」は人工関節置換術後の感染や人工関節の脱臼、生検後の出血の症例となっています

更新履歴

2021.10.1公開

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令和3年度 弘前病院 病院指標

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