心配事Q&Aこのページを印刷する - 心配事Q&A

新生時期の赤ちゃんとお母さんの心配事Q&A

Q.家に帰ってから、おっぱいが張らなくて、出なくなった感じがします。大丈夫でしょうか?
A.3週間もすると、‘赤ちゃんが吸えばおっぱいがすぐに出てくる’という良いリズムが出来てきます。「張って痛い」という感じがしないので、おっぱいが出ないとかんじる思うお母さんがいますがほとんど心配ありません。
Q.おっぱいを飲んでもすぐに泣きます。おっぱいが足りていないのでは?
A.“飲んだのにどうしてすぐになくの?”とあせったり、イライラした気持ちではありませんか?赤ちゃんはお母さんのこころをすぐにキャッチします。赤ちゃんは2ヶ月くらいまでは頻回授乳です。時間を気にしないで、赤ちゃんのリズムに合わせて授乳しましょう。お母さんは赤ちゃんと一緒にお昼寝をして、夜間の授乳に備えましょう。プロラクチンというおっぱいを作ることに関っているホルモンは夜間の授乳で1.5倍も出るので、夜間の授乳が大切になってきます。
Q.おっぱいにしこりができました。どうしたらよいですか?
A.おっぱいがつまっていませんか?乳腺のしこりは、放っておくと乳腺炎になることがあります。しこりに気づいたらまずは乳管開通を行い、おっぱいを搾りましょう。また、おっぱいを吸わせるときのポジショニングを工夫してみましょう。
乳管開通法の図(おっぱいの手入れの実際)
【妊娠初中期(36週まで)】
  • 妊娠12週頃より、初乳分泌が見られるようになります。そのままにしておくとかさぶた状になるため入浴時に お湯で洗って清潔にしましょう。石鹸は使用しません。
  • 乳房・乳頭の圧迫を防ぎ皮膚を強くするため、ブラジャーの使用は必要ありません。
【妊娠後期(37週から)】
  • 乳管開通法
    乳管を開かせ乳頭・乳輪部分を軟らかくし、赤ちゃんが吸いやすい状態にします。1回3分位を、1日数回行いましょう。
  1. 乳輪の境界線を親指・人指し指・中指でゆっくりと押します。
    乳管開通法01
  2. 押した3本の指の腹を合わせるようにしてつまみます。
    乳管開通法02
  3. つまんだままで、乳首の先 の方に向けて、ひきのばすようにします。
    乳管開通法03
  4. そのまま、3本の指で乳首と直角になるように持ち、指の腹で乳首をこよりをよるように繰り返しもみます。
    乳管開通法04
Q.乳首が切れて痛いのですが、おっぱいを止めてもいいのですか?
A.なるべく止めないで吸わせていきましょう。吸われるたびに傷がひどくなるように感じられますが、不思議とおっぱいを吸わせながら傷は治って行きます。また、浅飲みになっていませんか?
ポイント:授乳時間が長くありませんか?一回に飲ませる時間を5分以内とし、交互に何回か飲ませるようにしましょう。
ポイント:ポジショニングを工夫して乳首を深く含ませるようにしてみます。
ポイント:授乳の際は両方のおっぱいを出して、傷がある方のおっぱいにちょっと搾ったおっぱいを塗って乾燥させておきましょう。おっぱいは脂肪分が多く含まれているのでおっぱいパワーで自然に傷が良くなることもあります。
ポイント:痛みが強い場合は、おっぱいを少し搾って乳首を柔らかくしてから飲ませるようにしましょう。
こんな工夫をしても良くならないときは、受診しましょう。
Q.赤ちゃんのウンチを見て義母に「あなたのおっぱいは栄養がなくなったので、赤ちゃんが下痢をしています。おっぱいを止めなさい!」と言われました。止めた方がいいのですか?
A.ノーです。おっぱいのウンチの特徴は、ミルクに比べ消化が良いので、赤ちゃんの胃腸に負担をかけません。だから赤ちゃんのウンチはゆるゆるです。下痢ではないのです。
1日に何回(時には10回以上)でもウンチをします。
Q.一ヵ月ごろから、赤ちゃんの顔に湿疹が出てきました。おっぱいと関係がありますか?
A.一ヶ月ころから出る湿疹のほとんどは乳児湿疹(脂漏性湿疹)と呼ばれます。甘いもの、果物、脂っこいものが好きなお母さんのおっぱいを飲んでいる赤ちゃんに、多いように感じられます。お母さんは、特にケーキ、チョコレート、スナック菓子はなるべく食べないようにしましょう。また、赤ちゃんのお風呂のときは、お顔に石けんをつけて、十分にすすいであげましょう。赤ちゃんが泣いたとき、おっぱいを飲んだとき、ぐっすり眠ったときなどたくさん汗をかいた後は、お湯でぬらしたガーゼでお顔を拭いてあげる事は予防策の一つです。
Q.抱っこばかりで離れません。抱き癖が付くといわれました。どうしたらよいのでしょうか?
A.お母さんの体から離れると不安で泣きます。赤ちゃんはお母さんに抱っこされ、おっぱいを含ませてもらうことでお母さんを認識し、安心するのです。お母さんから離れると不安でたまらない、泣くとまた抱っこしてくれる、人間として人を信頼していく第一歩なのです。2ヶ月くらいもすると赤ちゃんは見違えるほど落ち着いてきます。たくさん抱っこしてあげましょう!
Q.私はちょっとアレルギーがあるのですが、おっぱいだけで大丈夫でしょうか?ミルクにした方が良いのでしょうか?
A.ミルクは母乳と違って牛の異種たんぱくを含んでいますから、逆にアレルギーの発生度が高くなります。アレルギーの予防は母乳が一番です!!
Q.おっぱいが良く出る食べ物ってありますか?
A.根菜類が良いです。特にごぼう、人参、れんこん、大根は必須です。具だくさんのみそ汁や、野菜たっぷり煮込みうどんは特におすすめです。
Q.お風呂上りに水分を(湯冷ましやお茶)を飲ませるように母に言われましたが飲みません。どうしたらよいでしょうか?
A.無理に飲ませなくても良いです。お風呂上りはおっぱいだけで十分です。