弘前総合医療センター附属看護学校
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学校概要

看護とは、その人らしく生活できるように、人間の持っている自然治癒力を高めるために支援することであり、意図的で、倫理的な実践活動です。 本校は、このような看護に求められる機能を果たすための看護専門職業人の育成をめざし、科学的な思考能力と、人間の尊厳と人権を尊重した看護を実践できる人材を育成します。 さらに将来、政策医療における看護実践リーダーとして活躍できるために、学生が主体的に学び、自己成長できるように支援します。

ご挨拶

独立行政法人国立病院機構弘前病院付属看護学校長_大熊洋揮
学校長
大熊 洋揮

看護師は高度な専門職であり、患者さんに対する治療の全ての場面で重要な役割を果たします。世間一般では医療に関して、主役は医師で、看護師はその補佐役のように捉える風潮もあります。しかし、治療を受けた患者さんの言葉に耳を傾けると、最も頼りに出来たのは看護師であったという意見が多く聞かれます。

医療は患部だけを治せば良いというものではなく、その人が幸せを取り戻すべく寄り添うことが何より重要です。つまり医療が対象とするものは、疾患自体ではなく人間そのものであると言えます。患者さんの心に触れ、身体的苦痛を分かち合い、病から立ち直らせ、最終的には自宅または社会に復帰させる。その中心的存在となり得るのは看護師を置いて他にはありません。すなわち、医療の主役は看護師であると言えます。

これらを踏まえ、医療の中核を担う人材を輩出すべく定められたのが当校の教育方針です。看護の実践を学ぶにとどまらず、病態を含めた全ての現象を、自然科学・社会科学・人文科学の面から全人的に学ぶという看護学の本質を教えることを目標にしています。そして、それを支える人間味豊かな講師陣が、優れた教育環境を提供すべく日夜努力していることが当校の最大の特徴です。その結果、本校の60有余年の歴史の中で、幾多の優秀な看護師が輩出され、全国各地で活躍を続けています。

令和4年4月から、皆さんが臨床実習を行う中心的な場である国立病院機構弘前病院は弘前総合医療センターとして名称が変わり、建物、設備が一新されます。看護師を目指す一人でも多くの方が、その新たな環境の中で、看護師としての能力を大きく開花させることを期待しています。

学校の環境

本校は、西に秀峰岩木山、東に八甲田連邦を望む津軽平野の南西、弘前市の文教地区にある看護学校です。

弘前市は、お城と桜とりんごの町として全国に知られている他に、弘前大学をはじめ、私立の大学や短期大学、各種専門学校が、人口17万ほどの中小都市に集中しています。学生の町として全国から若者が集い、明るく健全な町づくりに市民がこぞって努力し、人情も豊で学習環境としてとてもふさわしい土地柄です。

沿革

本校は、昭和28年4月、国立弘前病院に併設された3年課程の看護学校であり、平成16年4月、独立行政法人国立病院機構を設置主体とした独立行政法人国立病院機構弘前病院附属看護学校として発足しました。
 令和4年4月、独立行政法人国立病院機構 弘前総合医療センター附属看護学校と名称変更しました。

カリキュラム

当校の3つのポリシー



1)デュプロマ・ポリシー


  1. 倫理観と生命及び人間の尊厳を基盤として、他者を思いやり相互理解・成長できる人間関係を築くことができる。

  2. 看護実践は、科学的根拠に基づき安全・安楽に行うための臨床判断できる基礎的能力を養っている。

  3. 看護実践に必要な原理原則に基づいた看護技術を身につけている。

  4. 保健医療福祉システムにおける看護の役割及び多職種の役割を理解し、多職種と連携・協働し看護を提供する基礎的能力を身につけている。

  5. 専門職業人として看護を探求し、社会のニーズに対応できる自己教育力を身につけている。

  6. 国立病院機構および地域に貢献し得る能力を養っている。


2)カリキュラム・ポリシー

当校のカリキュラムは、教育目標やディプロマ・ポリシーを達成するために教育課程を編成、3年間を通して段階的に着実に身につけるような教育内容・方法としています。


  1. カリキュラムは、基礎分野、専門基礎分野、専門分野から構築する。

  2. 基礎分野では、広く人間を理解することと、看護に必要な土台となる科目を配置する。

  3. 専門基礎分野および専門分野では、専門である看護を実践するために必要な科目で構成し、臨床講師による、より専門性の高い教育をする。

  4. 看護は「人間と環境との相互作用により最適な健康状態をはかる」ことから、人間、環境、健康、看護の4つの主要概念とそれらの関係についても学びを深められるようにする。

  5. 実践の場に即した学習のために演習を多く取り入れ、多様な学習機会を提供する。

  6. 各科目では学習者の主体的な学びを推進し、知識・技術・態度を総合的に評価する。


3)アドミッション・ポリシー


  1. 基礎的学力があり、主体的に学習に取り組むことができる人

  2. 基本的生活習慣を身につけており、心身の自己管理ができる人

  3. 責任ある行動がとれ、誠実で素直、思いやりがある人

  4. 看護職を目指したいという意思を持っている人

  5. 社会性があり、人と協調していける人

  6. 地域医療に貢献したいと思っている人

 

教育理念

看護学は人間の生命と尊厳を基盤とした、人間の健康にかかわる科学的・実践的な学問です。

本校は独立行政法人国立病院機構附属の看護師養成機関として、「人間」「環境」「健康」「看護」の理論的・経験的知識を教授し、豊かな人間性、科学的思考力、自己教育力を備えた看護実践者として、独立行政法人国立病院機構及び社会に貢献する専門職業人を育成します。

教育目的

看護師として必要な知識及び技術を教授し、独立行政法人国立病院機構及び社会に貢献できる有能な人材を育成することを目的とする。

教育目標

  1. 看護の対象となる人間を身体 的・精神的・社会的に統合された存在として幅広く理解する能力を身につける 。
  2. 生命及び人間の尊厳を基盤として、 他者を思いやり相互理解・成長できる人間関係を築く基礎的能力を身につける 。
  3. あらゆる成長発達・健康レベルにある対象の看護を科学的根拠・ 臨床判断に基づき健康状態やその変化に応じて安全・安楽に実践できる 基礎的能力を身につける 。
  4. 保健医療福祉システムにおける看護の役割及び他職種の役割を理解し、多職種と連携・協働 しながら多様な場で生活する人々への看護を提供する基礎的能力を身につける 。
  5. 専門職 業人として看護を探究し、社会のニーズに対応できる自己教育力を身につける 。

教育課程

教育内容

基礎分野
科学的思考の基盤、人間と生活、社会の理解
専門基礎分野
人体の構造と機能、疾病の成り立ちと回復の促進、健康支援と社会保障制度
専門分野
基礎看護学、地域・在宅看護論、成人看護学、老年看護学、小児看護学、母性看護学、
精神看護学、看護の統合と実践、臨地研修
学則
独立行政法人国立病院機構弘前総合医療センター附属看護学校学則
国家試験
看護師国家試験の合格率は100%です。(令和5年度)
進路
国立病院機構病院への就職率は70%以上であり、その他に保健師、助産師学校及び養護教諭課程へ進学しています。
進路グラフ
 
資格
1. 看護師の国家試験受験資格が得られます。
2. 保健師、助産師学校及び養護教諭課程(1年課程)の受験資格が得られます。
3. 卒業後、更に看護を学問として深めたいと考えている方には4年制の看護大学 または、その他の編入学を認めている大学への編入学の資格が得られます。

シラバス

実務経験のある教員等による授業科目の一覧表

高等教育の修学支援新制度確認申請書

スクールライフ

学校生活について


年間行事

入学式4月
入学式 4月
防災訓練6月
防災訓練 6月
スポーツ大会5月
スポーツ大会 5月
学校祭7月
学校祭 7月
学校説明会公開講座(看護体験)
学校説明会・公開講座(看護体験)
3回実施しています
学校説明会公開講座(看護体験)
学校説明会・公開講座(看護体験)2
レクリエーション9月
レクリエーション 9月
誓い式10月
誓い式 10月
誓い式10月
誓い式 10月
卒業式3月
卒業式 3月
卒業式3月
卒業式 3月

科目外活動

科目外活動1
弘前交響楽団の方を招いてクリスマスコンサートを行いました。
科目外活動2
令和5年12月開催

入学案内

学生募集要項

 

学校案内の請求方法

【郵送の場合】

請求する封筒の表に「学校案内請求」と朱書きし、返信用封筒(24cm×33cm大の封筒に送付先氏名・住所を明記し、180円分の切手を貼付したもの)を同封の上、下記へ請求して下さい。

 
【直接来校される場合】

月曜~金曜の8:30~17:00(休日を除く)の間に本校窓口にて配布しています。

 
【請求先】

〒036-8545
青森県弘前市大字富野町1番地
独立行政法人国立病院機構弘前総合医療センター附属看護学校
TEL・FAX 0172-32-7771

 

教育訓練給付制度について

 

卒業生の方へ

同窓会について

令和5年度同窓会
令和5年度同窓会

令和5年度定期総会

令和5年5月、アートホテル弘前シティにおいて定期総会を開催いたしました。
審議の結果、本年度より終身会費を15,000円に減額する旨、および在校生への学習支援金を毎年40万円に増額する旨が可決されました。
また大幅な役員改選も行われました。
新役員一同、会の発展に尽力してまいりますので皆様どうぞよろしくお願い致します。

同窓会会則(令和5年5月20日一部改正)

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